MBA留学雑記帳@オックスフォード

Saïd Business School, University of Oxford

学校選択の基準

最初にMBAに興味を持ってから実際に出願するまでには、学校選びにおいて結構な変遷があった。いろいろ考えた末に重視した基本的な要件は以下の3点。

1. 1年制
30代に突入していて、既婚であり、費やすお金も時間もなるべく抑えたいという事情から、2年制の学校は一切選択肢から除外した。つまり、事実上、アメリカは選択肢から消えたことになる。そして、アジアに行く理由もなかったので、この時点でヨーロッパに絞って考えることに。

2. ヨーロッパTOP10
多額のお金を使う以上、なるべく自己満足で終わらないようにしたいので、やはりランキングは気になる。ヨーロッパでトップクラスの学校となると、理想的にはTOP3といいたいけど、TOP10を考えるのが一般的だろう。

3. 英語圏
ヨーロッパのトップMBAは国を問わずに英語で授業が行われるので、どこの国でもいいと言えばいいんだけど、英語もいまいちなのに、他の言語に時間を取られるのは避けたかったため、英語圏を優先して考えた。そうすると、やはりイギリスということになってしまう。まあ、単純にイギリスが好きというのもあるけど(笑)

 
以上の条件をすべて満たす学校となると、その時点でOxfordとCambridgeしかなくなってしまう。

さすがに2校だけではと思って、ランキングを基本に選択肢の幅を広げようと試みたけど、以下の通り、それほど増えず。

LBS→イギリスだけど、基本的には2年制(15か月で終わらせるのは非現実的と判断)なのが×。
INSEAD→フランスだけど、1年制だし魅力的。
IMD→1年制だけど授業料高すぎで×。
IESE→ランキング以外は×。
IE→ほぼ1年だけど、スペインに興味持てず。
ESADE→1年で終了も可能だけど、基本的には1年半の学校だし、スペインに興味持てず。
HEC→フランスだし16か月あるけど、なんとなくフィットを感じる。

ということで、最終的に出願したのはOxford、Cambridge、INSEAD、HECだった。それと、一応と思って出願したものの途中でwithdrawしたCranfield。もちろんプログラムの内容をはじめ、フィット感は重要だと思うけど、そもそも選択肢が4つくらいしかなかったので、フィット感は志望順位を決める素材くらいにしかならなかったというのが正直なところ。