MBA留学雑記帳@オックスフォード

Saïd Business School, University of Oxford

MBAのPre-courseが終了

3週間にわたっているけど、実質ちょうど2週間のPre-couseが終わった。今はカレッジのイベントを優先する期間として、水、木、金とMBAのプログラムはない。Pre-courseの内容はMichaelmas termのプログラムの説明だったり、ネットワーキングだったり、自己分析だったり、キャリア情報だったりといろいろ。あとは、授業のイントロ的にエクセル講習があったり、お試しのケーススタディがあったり。要するにたいしたことはやっていない。だけど、先日のエントリーのとおり、この2週間で英語力の課題を感じまくったというのが一番の感想。特にリスニング。この辺は本当になんとかしていかねば。

いま考えているのは、どこまで授業以外のことに時間を割けるのかということ。こんなチャンスはないんだからといろいろなことに挑戦しているMBA生を見聞きしてきたけど、実際にこういう場に来てみると、素直にすごいなあと思う。まだ始まる前からこんなことを言うのもなんだけど、本格的に授業が始まったら、めちゃくちゃ忙しくなるのははっきりしている。Oxfordはスタートが遅いんだけど、他の学校(特にUS)は8月くらいから始まっているところも多いと思う。そういう学校の人が死にそうにへろへろになってるのを見て、MBAってそこまでしんどかったんだっけと、ちょっとびびり気味。

それはともかく、自分がOxfordを選んだのは、やっぱりそれがOxfordだったからなわけで、つまりビジネススクールというよりも、Universtity of OxfordのMBAであることに価値を感じていたわけだ。実際に来てみると、ビジネススクールという枠を越えて、いろいろなセミナーやらイベントやらがあちこちで開催されている。Oxfordの研究者によるレクチャーもあれば、有名人の講演もある。もちろんMBAの中だけで考えても、今の時期、学生たちがクラブ活動の立ち上げなどについて積極的にやりとりしている。とにかくいろいろな催しに囲まれている感じ。

ただ、今自分が考えているのは、そういうチャンスを無駄にするようだけど、地道にできることをしっかりとこなすこと。いろいろなことにチャレンジできる人はうらやましいけど、今の自分があまり無茶をすると破綻すると思うし、優先すべきは目の前のことをしっかりとこなせるようにすることかなと。そして、英語。実際のところ、リスニング力が上がらなきゃ、貴重な講演も内容の理解が伴わないことになるだけだし。

ということで、積極的に動き回っている人と比べるとしょぼいけど、プレセッショナルに参加していた延長的な感じで、ランゲージセンターの英語講座を1つ申し込んでみた。週1回、2時間のコミュニケーションのクラス。受講できるかどうかは抽選みたいだから、本当に受講できるのかわからないけど。まあ、そんなんで英語力が上がるとは思わないけど、英語のことを相談できる先生を身近にもてるといいかなというのもある。とは言え、MBAの授業と両立できるのかわからないけど。

ともかく、あまりほめられたもんじゃないだろうけど、最初の学期は授業をしっかりとこなせるようにすることと、英語力の向上を最優先事項としてやっていきたいと思う。クラブ活動も1つくらいは登録するけど、あまりちゃんとはやらないかも。余裕をもてるようなら、イベントごとにも時間を割きたいと思っている。