MBA留学雑記帳@オックスフォード

Saïd Business School, University of Oxford

Pre-Sessional Courseがスタート

MBAプログラムに先立って、8月27日からプレセッショナルコースに参加する。ということで、今日が初日だった。

プレセッショナルと言っても、学校によってさまざまな位置づけのものがあると思う。Oxfordの場合は、MBAとしてのプレセッショナルコースではなくて、あくまでも学校全体のものだ。大学のLanguage Centreが運営していて、8週間のコースと4週間のコースがある。8週間の場合は7月末から、4週間の場合は8月末からスタートすることになる。自分は本当は8週間の方に参加したいところだけど、家庭と財政事情を考えて4週間の方に参加することにした。授業料は£1230ほど。

授業内容は追い追い紹介しようと思うけど、本プログラムが始まる前に留学生向けに語学力向上を促すための授業を提供するのが目的。初日はクラス分けのテストとLanguage Centreの施設やIT設備の利用の仕方の説明だけ行われた。ひさびさにIELTS的なものを受けて、なんだかテスト結果は微妙な気がするけど。

参加者で一番多いのはやっぱり中国人。日本人は8週間コースの人が1人と、4週間コースが自分を含めて3人と思われるので、案外少ないね(うち2人はまだ学校で見かけてないけど)。他はアジア、ヨーロッパ、南米のいろいろな国から参加者がいる感じ。全部で50人くらいはいるんだろうか。これらの参加者のほとんどはアンコンディショナルオファーを持ってる人なんだと思う。コンディショナルオファーの条件として、プレセッショナルコースをパスすることが課されるみたいな話を他校だとよく聞くけど、Oxfordでそういうのってどれくらいあるのかな。確認はしてないけど、Oxfordでは少ないんじゃないかって気が。

なにしろ学校が課している出願時の英語要件(基本的には全学共通で、TOEFL 110またはIELTS 7.5。セクション別要件もあり)はかなり絶対的基準で、融通が利かないことはないけど、そんなに利くわけではない。つまりは、英語力がちょっと足りないからコンディショナルオファーっていうことにはなりづらいわけなんだよね。とは言っても、プレセッショナルコースへの申し込み書類には、コンディショナルオファーかアンコンディショナルオファーかを問う項目があったから、ちゃんと存在はするんだと思うけど。

プレセッショナルはそんなに大変じゃないとは聞いてるんだけど、自分は留学生の中でも英語はダメな方だとは思うので、この期間にできるだけ英語に慣れておきたい。それと、今のうちにMBAの予習もしなくちゃ。

ちなみに、プレセッショナルコースを受講するに際して注意したいのが住居。カレッジの寮に入る場合、通常は本プログラムに合わせて入居期間が設定されている。だから、7月とか8月から住み始める場合にはカレッジと交渉が必要だ。自分の場合は幸いにもMBAプログラムが始まってから住む予定の寮に早めに住み始めさせてもらうことができた。でも、なかにはすんなりいかない人もいると思われるので、要注意。カレッジかランゲージセンターに相談すれば、最終的にはどうにかしてくれるだろうけど。