オックスフォード・ユニオン

オックスフォードにはオックスフォード・ユニオン（Oxford Union）というディベート団体がある。と言うと、ディベートに興味がない人にはおもしろくなさそうに聞こえるかおしれないが、実際はディベート以外にこの団体のよさはある。

というのは、毎日のようにゲストスピーカーを呼んでの講演があるのだ。しかも、大物ぞろい。今週は特にすごくて、月曜は映画「王様のスピーチ」や「レ・ミゼラブル」の監督トム・フーパー、水曜はビリー・ジョエル、金曜はFIFA会長のセップ・ブラッターの講演があった。今週の他の講演者も自分がピンとこないだけで、すごい人なんだと思うし、今後もかなりすごい顔ぶれ。

こういう人たちの講演を気軽に聞きに行ける環境というのは本当に恵まれていると思う。ニューヨークやロンドンなどの学校だったら、いろいろなイベントがあちこちで開催されていると思うが、そうした大都市でもないのにこれだけ連日のように大物の講演があるのはさすがオックスフォードというところ。

ただ、残念ながら、自分のリスニング力不足のために、講演の内容を理解できているかというと、あまり理解できていないというのが正直なところ。単にリスニング力の問題だけじゃなくて、講演会場がそれなりの大きさのわりにマイクを使わないのと、音が反響して聞きづらいというのも影響はしてるんだけど（ええ、言い訳ですとも）。ともかく、せっかくの機会がもったいない。。。早くリスニング力が向上するようにがんばらねばね。

ちなみに、オックスフオード・ユニオンはオックスフォード大学の組織というわけではなくて、オックスフォードにある他のいくつかの学校の学生も入会は可能なようだ。ただし、ライフタイムのメンバーシップを得られるのはオックスフォード大学の学生だけということみたい。

入会にはフィーを払う必要があってライフメンバーシップは本来£236するところ、MBAの学生はなぜか£9でライフメンバーシップに登録できてしまった。まあ、高い授業料を払ってるんだから、それくらいしてもらって当然だけどねー。

ここがオックスフォード・ユニオンのメインのホール。