MBA留学雑記帳@オックスフォード

Saïd Business School, University of Oxford

授業がすべて終了!

だいぶ長いことブログを放置してしまった。。。がんばれたら、ブログ放置期間のことを整理してポストしていきたい。それはさておき、タイトルのとおり、MBAプログラムの授業がすべて終了した。と言っても、これは自分の場合で、人によって夏の過ごし方が異なるので、授業終了のタイミングは各人違ってくる。

Oxford MBAは通常の学期が3つと最後にサマーオプションから1つ選択するというプログラム構成になっている。サマーオプションの選択肢は以下のとおり。

1. Strategic Consulting Project (SCP)
最近はコンサルプロジェクトが必修になっている学校も多いと思うが、Oxford MBAはアントレプロジェクトが必修になっていて、コンサルプロジェクトはサマーオプションという位置づけ。SCPでは学校が用意した企業もしくは学生が自分でアレンジした企業に対して、7〜8月をまるまる費やして4人1組のチームでコンサルを行う。

2. Summer Electives
Summer termの最初と最後の時期に開講される選択科目のなかから2つを受講する。選択科目の時期をうまく調整すれば、7月中旬までで授業は終了して、提出しないといけない課題はあるが、9月中旬のCapstone weekまでの期間を自由に使うことができる。

3. Individual Academic Thesis
MBA修士の学位ではあるものの、一般的には修士論文を書く必要がないプログラムが多いと思う。ただ、イギリスではMBAであっても最後に論文を書かせるところが多数派で、論文なしのMBAは数えるほどしかないと思う。OxfordもSCPや選択科目を行えば論文を書く必要はないのだけど、なかには一つのことを掘り下げて深めたいという学生もいるようで、論文という選択肢も用意されている(現在はこの選択肢は廃止されていると思う)。

4. Internship
7〜8月をまるまるインターンシップにあてることも学校が認めている。インターン先は自分で決めたところでよいようなので、Oxfordは1年制のプログラムではあるけれど、2年制同様のサマーインターンを行うことも可能になる。ただし、選択科目も取らなくてはいけないという条件つきで、学年末のセレモニーが終わったあとにインターンをやった人向けに開かれる選択科目を取らなくてはいけないという罰ゲームのような仕組みになっている。

以上の4つから1つを選択することになり、正確な数字はわからないが、SCPと選択科目が人気を二分していて、論文とインターンが少しずつという感じだと思われる。

自分はどうしたかというと、Summer Electivesを選んだ。なぜかというと、選択科目の受講を7月に終わらせてしまえば、8月にインターンをすることも可能になるから。ということで、8月は東京でインターンをする予定だ。選択科目のアサインメントが3つあるんだけど、インターン前に全部終わらせてしまいたいなあと画策中。


ちなみに、来年度のプログラムからサマーオプションの構成が変わるようで、論文はなくなる模様。また、Hilary TermやTrinity Termに選択科目を追加で取ることで、インターンをまるまる2か月やったとしても、セレモニー後に選択科目を取らずにすむようになるっぽい。