MBA留学雑記帳@オックスフォード

Saïd Business School, University of Oxford

オックスフォードのカレッジ選び(2)

所属したいカレッジの希望を5月1日に提出してから約3週間。ようやく申請していたカレッジから受け入れ可否の連絡が届いて、希望通りにSt Peter's Collegeに受け入れてもらえることになった。

St Peter's Collegeを選んだのは、以下の理由から。
・カレッジが町の中心部にある。
・海外から留学してきている1年目の大学院生には、寮の提供を保証している。
・寮の場所がカレッジの近くで、町の中心部とビジネススクールとの間という便利な場所にある。
・寮の建物が比較的新しくて、住みやすいらしい。

一方で、以下のような点がデメリットか。
・カレッジの歴史が浅いので、伝統的なカレッジのようなステータスはない。
・カレッジ自体が比較的小規模なので、カレッジの設備や縦横の人的ネットワークは他より劣る。
MBA生の受け入れも2~4人程度と少ないので、MBA生同士の幅広いネットワークづくりに不向き。

 
正直なところ、自分にとっての最優先事項はロケーション(カレッジ自体および寮)と寮が確保できるかどうか。オックスフォードの場合、カレッジが一緒かどうかといのは、仲間づくりにおいては重要な要素の一つだと想像しているので、70人くらいのMBA生を抱えるGreen Templeton Collegeみたいな最大勢力と比べると、MBA生同士の仲間づくりという点では弱いのは確か。でも、そこまで社交的な性格でもない自分は、どうせ本当に仲よくなれる同級生の人数は限られるだろうし、それなら強い仲間意識が芽生えそうな小規模カレッジの方がよいのかなと考えた。

ともかくカレッジが決まったからには、早く寮を確保したい。海外からの留学生には入寮を保証してくれるという話になっているけど、数は限られているという話なので、正式に寮の割り当てを受けるまでは、ちょっと不安だし。それに、プレセッショナルコースに参加するつもりなので、その間も寮に入れるかの交渉もしなければ。

それにしても、カレッジの申請を出してから決まるまで、ずいぶん時間がかかるなあと。早い人は2週間くらいで返事がもらえたみたいだが、3~4週間待たされるのは当たり前のようで、他の合格者もなかなか決まらずにやきもきしている様子だった。Stage3の合格者はただでさえ申し込めるカレッジが少なくなってしまっているのに、返事待ちの間にも次々とFullの表示がつくカレッジが増えていく状況。現時点で、今年MBA生を受け入れる33のカレッジのうち、23のカレッジは定員に達しているようだ。まだ残っているところのほとんどは、学校から遠いか、寮の提供を保証していないかのどちらかという印象だ。

Stage3の合格者はつくづく損だなと思わされる。まあ、しょうがないことだし、自分は希望通りのカレッジに入れたから、結果的にはいいんだけど。